手びねりと電動ろくろの違いをご紹介!
群馬県北群馬に拠点を構える「榛名の麓」では、陶芸手びねり体験、電動ロクロ体験、ピザ作り体験ができる工房です。
今回は、手びねりと電動ろくろの違いについてご紹介いたします。
陶芸というと、手びねりよりも電動ろくろを思い浮かべる人のほうが多いかもしれません。
そもそもロクロとは、回転可能な円形の台のことを言います。手びねりで使われる手回しろくろは手動で台を回転させるため、連続で回し続けることは難しく、回転のスピードもゆっくりです。
しかしモーターつきの電動ろくろなら、足元にあるペダルを踏むだけで台を回転させ、遠心力を利用して整った造形のうつわを作ることができます。ただし回転のスピードが速いため、ちょっと焦ったり、気を抜いたりするとたちまち形が崩れてしまい、やり直しということもあります。慣れればまるで売り物のような美しい焼きものを作ることができますが、上達するには少し練習が必要になります。
一方、手びねりは電動ロクロの扱いに慣れる必要がないので、初心者でも気軽にチャレンジができます。ロクロの回転も手で調節できるため、スピードに焦って失敗してしまうこともありません。遠心力を生かした円形のうつわしか作れない電動ろくろに対して、手びねりなら形に制限がなく、どんな作品でも気の向くままに作れるところが魅力です!